【ワークライフバランスとは?】定義・取組み方・実際の状況・改善点と本来の意味とは?
【ワークライフバランスとは?】定義・取組み方・実際の状況・改善点と本来の意味とは?
皆さんこんにちは息子です。
今日は働き方改革の台頭に伴い、併せて聞くことが多くなった、
「ワークライフバランス」についての、私の所感や、職場で感じる事、
本来の意味を、働き方改革とリンクして書いていきたいと思います。
考え方を誤ってしまうと、本来の意味とは違ったものになってしまうので、
皆さんも一緒に考えて頂ければと思います。
目次
ワークライフバランスとは?
まず始めにワークライフバランスとはなにか?を考えていきたいと思います。
Wikipediaから引用すると、
ワーク・ライフ・バランス(英: work–life balance)とは、「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す。
簡単にまとめると、老若男女問わず様々な年代が、多様な生き方や、働き方が出来る事
を目指しましょう!と言う事ですね。
もっと簡略化すると仕事だけとか、生活だけとか、どちらかに偏り過ぎずに、
バランスのとれた生活を送りましょう。と言う事だと考えます。
ワークライフバランスの取組み
ではどんな取組みがあるのか?というと、
「女性だけではなく、男性も育児参加ができるように、育児休業制度を設けたり、
介護休業制度等を用いて、仕事と育児、仕事と介護の両立を目指す取組み」や、
その結果として、
「優秀な女性や中高年の能力発揮を促進する取組み」等があります。
実際の現場に当てはめて考えてみる
ではこの考え方や取組みが実際に我が社、職場で適応されているか考えてみました。
あくまでイチ中小企業の、地方店だけに当てはめているので、
大企業や会社によっても大きく違うとは思いますが、
管理職としての立場から、会社としての視点と、各社員の視点で考察してみます。
会社として考えた場合
①育児休業制度・・女性社員では、沢山の方が利用していますが、男性社員を見てみると、当社での制度利用者の実績はいまだゼロだと思います。
まだまだというかまったく出来ているとは言えませんね。
正直これを申請したら、どういう扱いを受けるのだろうと想像するのも恐ろしいです。
②介護休業制度・・これも正直微妙ですね。この制度というより、必要時に各自有給を消化したりして、対応しているのではないでしょうか?
また本当に付きっきりで介護が必要となれば、なくなく退職している社員もいるのではないでしょうか?
職場の各社員を考察した場合
①働き方改革の推進を盾にとり、いかに休むか?いつ休むか?ばかり考えている。
今年から特に、残業削減や有給取得は会社としてのテーマにもなっています。
その流れにのって、有給を取得、消化させていく、早く帰るというのは、もっともなの
ですが、カレンダーを常に眺めていつ休むか?何時に帰るか?と言う事ばかりに、
意識が向いてしまっている社員もちらほらいます。
②会社、職場の状況を一切顧みない。
有給を消化するという事ばかりに頭がいってしまうので、職場の繁忙期や、
人手が薄い時等、状況をまったく考えないで申請をしてくる。
地方店で社員数が少ない場所では、一人が休んだ時の他の人への負担が非常に
大きくなります。基本的に有給申請があった場合、断る事はしませんが、
管理職の立場として繁忙期等は、時期を変更してもらうように促す事はあります。
改善点
ではどうすれば労使共に、ワークライフバランスを推進する事が出来るのでしょうか?
それぞれの改善点について、考えてみます。
会社の改善点→
会社としまず第一に改善をしなければならないのは、介護・育児制度の実績を作る事、
それを促す雰囲気を作り出す事、そして制度利用により不利益を受けないような、
口先だけではない体制作りが求められるでしょう。
またAIの活用、作業の自動化を促す設備投資を行い、効率化を進めるなり、それが無理なら人手を
増やさなければなりません。
社員の改善点→
ワークライフバランスと聞くと、どうしてもライフを充実させることばかりに、目が行きがちですが、本来会社員として勤務をする上で忘れてはいけないのは、
会社にとって利益をもたらすという事です。
株式会社とは基本的に利益を追求する場である事を忘れてはいけません。
その為に、自分自信の生産性を高め、一層の効率化を目指していく事が必要です。
終わりに
やはりまだまだワークライフバランスの実現には、労使共に改善点が多々あると思いま
す。そしてワークライフバランスの本来の意味の一つに、
下記のような定義がある事も重要です。
・仕事で結果を出す為に、自己啓発やスキルを仕事以外の(生活で)身につける
・見につけたスキルによって、仕事を効率化し生産性を上げて短時間で終わらせる
・生産性の向上によって、空いた時間を生活やスキルアップに使う
これを上手く回すことがライフワークバランスの実現に必要不可欠です。
最後になりますが、結論は・・・・
「皆早く家に帰ってブログを書こう」です。
以上息子でした。