N家と猫のはなちゃんの日常

N家(父、母、息子)の三人が、自分の趣味や日常を綴ります

男の料理№92 白魚の天ぷら

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男の料理№92 白魚の天ぷら

 

私は霞ケ浦湖畔と言っても良いくらいの場所で、何度もお話ししているが、お饅頭屋さんの次男坊として、生まれ育った。当時ご飯のおかずと言えば、まだまだ貧しい時代だったのだろう、お肉はめったに登場することはなく、ほとんどお魚が中心だったと記憶している。海もさほど遠い場所ではないので、イワシやサンマ、カツオといった魚は、当時はまさに大衆魚で値段も手ごろだったのだろう、よく食べたと思う。

しかし、土地柄だろう霞ケ浦で捕れる「鯉」や「鮒」、「ワカサギ」、「川エビ」、「白魚」などもよく口にした。実際鯉や鮒などはよく父親に連れられて釣りにいき、家に持って帰ってきては、アライにしたり煮つけにしたりして食べた事を覚えている。(ちなみに当地ではお祝い事と言えば、尾頭付きの鯛とかではなく、「鯉の煮つけ」がふるまわれる)

川魚は癖があって苦手という方も多いかとは思うが、そんな訳で私は、たまに川魚が食べたくなる時がある。先日生家にほど近い場所まで、手土産にする佃煮を買いに行った際、冷凍の「生白魚」と「生川エビ」が目に入ってしまい、どうしても食べたくなって買ってきてしまった。

そこで昨晩は、白魚を天ぷらにして食べてみることにした。白魚だけと言う訳にもいかないので、冷蔵庫にあった茗荷とお庭で巨大化している大葉も一緒に。

 

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副菜にはタコとキュウリのキムチ和えをささーっと作ってみた。

白魚の天ぷらはしばらくぶりだったが、甘みもありとても美味しくいただいた。おばばも喜んでくれた。(ちなみにおばばも同郷なので、川魚に一切抵抗が無い)

食べきれずに少し残ってしまったが、今日のお昼にめんつゆでサッと煮て、天丼仕立てで頂いた。美味美味なり。

 

はなちゃんは、昨晩は興味なさそうにしていたが、お昼ご飯では反応して、私のそばまでやってきたが、アツアツだし、天ぷらの衣の油がよくないと思いあげなかった。ごめんね🙇はなちゃん。

 

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未だ冷凍庫に「川エビ」が残っている。近いうちにかき揚げにして食べてみようと

虎視眈々の父でした