N家と猫のはなちゃんの日常

N家(父、母、息子)の三人が、自分の趣味や日常を綴ります

終活 我が家のお墓問題 解決に向けて

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終活 我が家のお墓問題 解決に向けて

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当然のことではありますが、父です。

 

とても明るい話題とは言えないかもしれませんが、避けては通れない話。

終活 我が家のお墓問題 について今日はお話ししようかと思います。

 

ちょうど5年ほど前になると思いますが、私は車で5分ほどのところに手ごろな墓所

見つけました。知り合いの紹介でしたが、宗派にも縛られないし、値段も手ごろ、なにより我が家から車で5分といたって近い。

 

私は次男坊でしたので、はなからお墓は自分たち夫婦が入るために用意するものと考えていました。

 

早速奥様に、これこれこういう条件で場所も近いからとりあえず墓所だけでも買おうよと話をしたのを覚えています。

 

ところが奥様の反応はいたって鈍い、「そうなんだ、近くていいかもね」「そんなに慌てて買わなくても」「そのうちね」

 

そうこうするうちに、3年が過ぎ、4年が過ぎ、墓所購入の話は立ち消え状態となってしまい現在に至っているのです。

 

 

最近よく 「墓じまい」 という言葉を耳にするようになりました。

お墓が遠方で維持管理しきれない、代が変わったら誰が管理するのか後継者を決めきれない。

管理を代行業者を頼むなんて方法もあるようですが、いずれ無縁仏にでもしてしまっては先祖に申し訳ない。

いろいろな理由で、墓所墓石を撤去、処分して永代供養できる納骨堂であったり、近くの共同墓地に改葬したりと、費用も手間暇もかけて対応している人が増えているということです。

   

子供や孫に、そんな苦労を掛けていいのだろうか?

 

先日友人たち3夫婦で(全員同年配の高齢者ですが)お墓の話をする機会がありました。

だいぶ田舎の地方都市に住む友人夫婦は、周囲の環境からして当たり前に墓所を買い、墓石を建てるしか方法が無いかなとのことでしたが、このところ一気に人口が増え、

東京のベッドタウン化も進んでいる地域に住む友人から 

 

「私は樹木葬がいいな」

 

のさりげない発言。彼女自身は、1時間半ほどの道のりではありますが、頻繁に里帰りして、セメントで囲われてしますのは嫌だという、亡くなったお父さんのために草刈りに励んでいる、現在進行形でお墓問題に対処している人です。

 

樹木葬という埋葬方法は、当然私も知ってはいましたが(散骨とか宇宙葬とかも知識としては)、お墓を建てて、その下で眠り、お彼岸とかお盆とかでたまに家族に思い出してもらい、お線香の煙の包まれる。そうそうお花なんかも活けてもらって。

 

そんな風な固定観念にとらわれていた私に、突然 樹木葬 が降りてきてしまったのです。

 

私は、草花が好きで家庭ではガーデニングに励んでいます。

花や木々に囲まれ静かに眠り、そして土に、自然に帰っていく。

最高じゃないですか。なんで早く気付かなかったんだろう。

 

墓所購入は渋っていた奥様も、これには賛成してくれました。彼女もいろいろと考えていたんですね。

 

先日、長男や次男夫婦にこの話をしました。

まだ先の話だからとか、さすがに元気はつらつな親の話で、もろ手を挙げて賛成というわけではありませんでしたが、納得してくれたようです。

 

近隣に樹木葬に対応する墓地がまだなく、最寄りでも1時間くらいかかってしまうという問題はあるのですが、これもそのうち解決するのではと考えています。

 

どうにかなる。楽天的に行こう。

 

我が家のお墓問題。

とりあえず、解決ですかね。

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