サッカーの名将に学ぶ、いいチーム(組織)の作り方 【ベップグアルディオラ編】
皆様こんにちは息子です。突然ですが、私の趣味はサッカー観戦です。Jリーグは勿論ですが、海外サッカーも日本人選手を中心としながら、昔から観戦をしています。
そして試合や選手を見るのと同時に、監督についても非常に興味を持ってみています。
何故私が監督に興味を持っているのか?というと、別にサッカー経験者である訳でもなく、戦術オタクという訳でもなく、組織運営という観点で、どうやってチーム(組織)をまとめたり、モチーベションを維持させ、尚且つ結果を出すのか?という部分に注目しています。
私は以前から、サッカーと言うスポーツでのチーム作りと、ビジネスにおいての組織運営には、通ずるものがあると考えています。
その為、監督=管理者という目線で、成功を収めている監督の本やインタービュー等をみて日々勉強をしております。
そこで今日は、サッカーにも興味がない方でも耳にした事があるのではないでしょうか?現在のサッカー界における名将を挙げていく上で、欠かすことが出来ない人物、
ジョゼップ・グアルディオラ通称ペップについての記事を書いてみたいと思います。
ジョゼップ・グアルディオラとは?
Wikipediaからの引用によると、
ジョゼップ・グアルディオラ・イ・サラ(カタルーニャ語: Josep Guardiola i Sala IPA:[ʒuˈzɛb ɡwəɾðiˈɔɫə][1], 1971年1月18日 - )は、スペイン・カタルーニャ州サンパドー出身の元サッカー選手。サッカー指導者。イングランド・2017年よりプレミアリーグのマンチェスター・シティFCの監督を務めている。元スペイン代表。現役時代のポジションはミッドフィールダー(MF)。ジョゼップの愛称形であるペップ(Pep)や、ペップ・グアルディオラ(Pep
Guardiola)として広く知られる。2008-2009年シーズンには就任1年目にしてスペインサッカー史上初となる3冠を達成した。監督としてイングランド、ドイツ、スペインのリーグ戦(プレミアリーグ、ブンデスリーガ、プリメーラ・ディビシオン)と国内カップ優勝をそれぞれ達成している。
現マンチェスターシティーの監督ですが、なによりスペインのFCバルセロナの監督して、メッシやイニエスタ等を率いて、黄金期を築きあげた事で有名でしょう。
彼のすごい所は、その強さと成績は勿論ですが、ファンを魅了するサッカーのスタイル、システムも作り上げた事だと思います。
それでは、ペップがこのように結果を出す、高いパフォーマンスを発揮させる指導者としてどうしているのか?リーダーに必要な9つの視点から、考察してみたいと思います。
リーダーに必要な9つの視点
物事を明確にする
彼は監督就任時の第一声から、物事を明確に表現する事、決して自分の発言を中途半端で曖昧なものにせず、聞いている誰もが理解出来る内容にしています。
有名選手が集まっているバルセロナでは、交代や出場をしない事に対し、記者が根も葉もない噂や、裏事情を詮索したりしますが、ペップは会見等で、明確な理由を説明する事で、記者達の無用な詮索を防いでいます。
信頼する
彼は重要な試合であっても「100%のコンディションでない選手は、先発で起用しない」という事に忠実でした。
それはメッシやイブラヒモビッチにおいても同様で、彼ら以外の選手の能力も信頼しているから出来る事でしょう。責任感のある監督程選手を信用するのです。
平常心を保つ
あのバルサといえども、いい結果が得られない事もある。その時彼は「チームの本当の強さを確かめるには、逆境で自分達を試すほかない。それに打ち勝てば、その強さが本当であると誰もが認めるだろう」と語っている。
失敗から学ぶ謙虚さ
かれは大勝した試合でも、学ぶ事を忘れない。「勝利の中にも常に謙虚さ、学ぶ姿勢を忘れなかったのが、彼らの素晴らしいところだ」と選手達を評している。
相手をリスペクトする
かれは格下と呼ばれるチームであっても、リスペクトを欠かさない。そしてそれは、決して社交辞令やその場に合わせたものではない。
本当に対戦した経験や、事前情報から相手チームをリスペクトして発している言葉である。そしてそれはサッカーだけではなく、相手選手の人間性においてもである。
集中力を高める
彼は「試合に出場する準備ができていない選手をフィールドに送り出す事はない。これこそが常に高いパフォーマンスを発揮し続けるための鍵だ」と言っている。そして、
「組織がちゃんと機能するかどうかは、実はレギュラー以外の選手達の出来に大きく左右される。だから、特定の個人だけを見るような事はない」といって、選手達全員の集中力を高めている。
何が大切かを知る
彼は勝った試合であっても、「必ずそこでのパフォーマンスを分析して、自分達のサッカーが出来ているかを問いかける」それが選手達を刺激し続けられる要因であることは違いないと思う。
謙虚さを忘れない
3冠を達成した際に、 「優勝できた唯一の理由は、このチームのタレント性、つまり選手達の質の高さにある。それは技術面だけではなく、試合に対する思いや準備など、人間的な面も含めてだ。結局それ以外に優勝した要因はない」
と語っている。
感謝する
結果をしっかりと受け入れることが出来る人間だけが、相手に感謝することができる。
物事がうまくいっている時だけ感謝するのではなく、そうでないときに相手をどれだけ受け入れる事ができるか。大きな失望を味わえば、相手に感謝するという寛容さをうしないかけてしまう。
終わりに
いかがでしたでしょうか?彼の言葉や、行動を自分の会社や職場に当てはめてみて、いい組織運営をすることに繋げられるのではないでしょうか?
今後もサッカーの名将から「リーダー論」を紐解き、紹介していきたいと思います。
以上息子でした