N家と猫のはなちゃんの日常

N家(父、母、息子)の三人が、自分の趣味や日常を綴ります

ラグビーワールドカップをもっと楽しもう

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ラグビーワールドカップをもっと楽しもう

今まさに日本中がラグビーで盛り上がている。

昨日の一般紙の朝刊の一面も、世界ランク9位の日本があの世界ランク2位の(ワールドカップ開催時は1位)アイルランドを破った記事が大部分を占め、スポーツ欄にいたっては、見開き2ページをラグビーに割いている。

にわかラグビーファンもいらっしゃるかもしれないが、そんなことはどうでもいい。これを機に、もっとラグビーを知ってもらい、好きになってもらえればいいと思う。

先日、私は本当に初歩的なラグビーのルールや、得点の仕組み、歴史など書かせていただいたが、11月2日の決勝戦までまだ1か月もある。今日は、テレビ観戦がもっと楽しくなるよう、もう少しだけルールなどについて補足させていただき、皆で日本代表の、世界の一流チームのプレーを楽しみ、盛り上がっていくお手伝いができればと思う。

 

www.hananeko.jp

 

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タックル

放送でよく耳にする言葉

モール

ボールを持って立っているプレーヤーを中心に、両チーム合わせて3人以上が立った状態で組み合った密集戦。モール状態のまま前進するのがドライビングモールと言います。ゴール近くでそのまま押し込んでいき、誰かが飛び込んでトライすることもあります。

横や前から加わればオフサイド、わざと腰から下をつかんで倒したりするとコラブシングという反則で、ペナルティーキックが与えられます。

ラック

タックルを受けたりしてボールが地面にあり、両チーム2人以上の選手が立って組み合っている状態。ラックの中では手を使えません。攻めているチームは倒れこんだ際、自分の後方にボールが来るよう(自軍のボールになるよう)体を使っていきます。周りの選手もそれをサポートするよう敵と組み合っていきます。

ラックの中で手を使うとハンド、倒されてもボールを離さないとノット・リリース・ザ・ボール、相手に出そうなボールを倒れこんで邪魔をするとオーバーザトップ、タックルした選手が倒れたままでボール出しを妨害するとノット・ロール・アウェイという反則で、相手にペナルティキックが与えられます。

モールもラックも言葉で説明すると少しわかりずらくなりますが、この説明を呼んでから放送をみたりすると、どうしてあの選手があんな動きをするのか、サポートする選手がなぜ必要なのか、だんだんわかってくると思います。

アドバンテージ

サッカーにも同様のルールがありますが、反則を受けた側がそのまま試合を続けたほうが有利と審判が判断した場合に、手を揚げて試合を続けなさいと合図してくれます。反則を受けて相手ボールになってしまった場合は、試合をその時点で止めて反則を取ります。

サッカーの場合は、続けて一定の攻撃が終了すればアドバンテージは消滅しますが、ラグビーの場合は相手ボールになるか、タッチラインを割るか、攻めが何プレーか連続するか、キックするかまでアドバンテージは適用され、試合が切れた時点で反則のあった地点に戻り、反則を受けた側ボールのスクラムペナルティキックになります。

ラインアウト

タッチライン(横のライン)の外にボールが出た時に試合を再開させるプレー。ラインから1メートル離れて2列に並んだプレーヤーの間に、ボールを出した方と反対のチームがスローインします。サインプレーで通常は行われ、並んでいる選手が動いて、高く担ぎ上げたりしてマイボールにしようとしたりします。

ペナルティーキックを得たチームが陣地を回復しようとして、わざとタッチラインを割ったりするときがありますが、その場合は蹴った方のボールで再開されます。

 

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スクラム

とにかく楽しもう

少しは、お役に立てたでしょうか?なかなか文章でお伝えするのは難しいのですが、何となく頭に入れてから試合を観ると、なるほどこのことかと分かる場合もあるかと思います。

次の日本代表の試合は、10月5日(土)名古屋の豊田スタジアムで19時30分から世界ランク15位のサモアと行われます。爆発的なスピードとパワープレーを好むと言われているサモアですが、アイルランドに勝った勢いそのまま勝利して欲しいと願っています。

そして、グループステージ最終戦は10月13日(日)横浜国際総合競技場で19時45分からアイルランド戦勝利の結果日本と順位の入れ替わった、世界ランク9位のスコットランドと対戦します。是非、この試合も勝利してプールAを1位で通過し、ベスト8に進み、さらに勝ち進んで夢の決勝の舞台に立てることを願ってやみません。

皆さんも是非、ラグビーの緻密さや、駆け引き、そして魂と魂のぶつかり合いを目の当たりにして、一層ラグビーを好きになっていただき、楽しんでもらえればと思います。

私もまた、日本の勝利に酔いしれ涙する瞬間が訪れることを信じて、応援したいと思います。

 

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頑張れニッポン

スポーツ大好き 父でした