N家と猫のはなちゃんの日常

N家(父、母、息子)の三人が、自分の趣味や日常を綴ります

【人事・面接】面接は狐と狸の化かし合い!?いい人材を採用する方法

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皆様こんばんは息子です!

今日は真面目に「面接」についての記事を書いてみたいと思います。

 

面接というと、皆それぞれのタイミングで、受験だったり、仕事やパートのだったりをうけてこられていると思います。

 

でも受験する側のコツであったり、ポイントというのは本であったり、セミナーであったり色々な情報が出回っておりますし、今更私が教える事もないと思います。

 

その為今回は逆の視点で、面接をする側に立った場合の、「いい人材を採用する方法・コツ」等私なりの意見をまとめていきたいと思います。

 

急に何故こんな記事を?と思われる読者様もいると思いますが、それは今現在私が仕事で人を募集しており、面接が数件始まったからです(^_^;)

 

イムリーな話題なので、よりリアリティーのある、そして採用する側の思い、そして面接を受ける側の思いもある程度理解出来ると思いますので、是非参考にして頂ければと思います。

 

では早速いってみよー

 

 

面接は狐と狸の化かし合い!?

 

タイトルにも記載したのですが、面接は「狐と狸の化かし合い」になりがちだと思います。

 

面接する側、される側の視点に立って詳しく説明すると、

 

面接を受ける側・・・転職の理由や短所等、自分にとって都合の悪い部分はなるべく触れられたくない、または上手く誤魔化したい。用意してきた問答をすらすらとこなし、話に詰まったり、返答出来ない等をなくして、やり過ごしたい。

ぶっちゃけこれが本音だと思います。別にこれは悪いことでもなんでもなく、実際私がその立場であれば、同じ事を考えると思います。むしろなんの準備もしてこない、行き当たりばったりの方よりは、全然いいと思います。

 

では、面接をする側の視点に立って考えてみます。

面接をする側・・・新卒ならまだしも、転職等の場合、志望動機は聞くものの、第一志望な訳ではないと思っている。一番心配をしているのは、入社してから仕事が続くのか?職場の人間と上手くやれるのか?という部分だと思います。

その為、なんで前職を辞めたのか?空白期間はなにをしていたのか?等、面接を受ける方にとっては、触れて欲しくない部分を何とか聞き出そう、本性を暴いてやろうという部分は少なからずあると思います。

 

これって「狐と狸の化かし合い」じゃないですか?お互いが仮面を被って、いかに印象を良く見せるか?方や、いかに本性を暴いてやるか?と言うような...

 

でもこれってお互いにとって、いい面接になるのでしょうか?

 

私の仕事観

では私なりの方法を説明する前に、私の仕事観を皆様に説明しておきたいと思います。

 

私は自分もそうですが、自分の部下や職場では、「前向きな仕事をして欲しい」と常々思っています。その為、ちょっとした失敗やミス等で評価を下げる事はしません。

 

むしろそれが、積極的にチャレンジした上での結果であれば、マイナスどころかチャレンジした分をプラスとして評価します。(勿論社会人としてのルールやマナー、社内ルールから逸脱した行為については、注意や時に叱責する事もありますが..)

 

それを意識し行動して、またその考えも皆に説明をして、職場を少しでも前向きに、ポジティブな雰囲気を作り出せるように、心掛けています。

 

 

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いい人材を採用する方法 

では長くなりましたが、私が考えるいい人材を採用する方法それは、

加点方式で面接を行う」 と言う事です。

 

上記した狐と狸の化かし合いの面接方式は、どちらかというと減点方式の面接方法だと思います。

 

転職理由や短所でマイナス、話がスムーズでないからマイナスといった採点方式だった場合、マイナスが続くと間違いなく、面接の雰囲気も悪くなると思います。

 

少なからず皆さん緊張をされて、面接を受けると思います。その緊張の中で、ちょっとした失敗で減点をして、不採用のレッテルを貼ってしまっていいのでしょうか?

 

本来持っているその人のポテンシャルや、いい部分を見ずに、不採用にしてしまうのは私からすると非常にもったいない事だと思います。

 

勿論そつなくこなすというのも、大事な能力の一つではあると思いますが、私はその方がもっているもっと奥の部分、本音を面接を通してみていければと思っています。

 

だから、話が詰まったりスムーズにいかなくても、「元気に挨拶が出来る」「人にはない能力や技能を持っている」「いい笑顔を持っている」「不器用でも素直さがある」等々、今までの経歴は勿論ですが、そういう良さをどんどん加点していき、極力いい雰囲気の中、自分の能力、ポテンシャルを少しでも発揮して頂けるように心掛けています。

 

 

そして面接を受けて頂いた方々の中から、最も自分をさらけ出して、表現された方と一緒に働きたいと思っています。

 

 

配送社員A君の場合

ここで実例を少し。職場で配送の社員が不足する事となり、以前に私が面接をしたのですが、その彼は履歴書を見る限り転職が多く、少なくとも綺麗な履歴書ではありませんでした。

 

私ともう一人一緒に面接官をした上司は、やはり転職回数が多いという事でやめた方がいいのでは?との評価でした。

 

確かに気になる部分ではあったのですが、彼はとにかく「声が大きく、元気に挨拶が出来た。そして、決して口が上手い方ではなかったのですが、一生懸命思いを伝えてくれて、そこに嘘があるようにも感じなかった」為、私は上司の意見を押し切り、採用の判断をしました。

 

その彼は今私の職場で配送業務をしているのですが、履歴書の転職歴が嘘のように、真面目で働きものです。

 

時に昼もとらずに働き、有休も休んでもする事がないとあまりとらないので、こちらから無理矢理取らせる程です。(決してブラック企業じゃないですよ(^_^;))

 

だから私もそんな彼に、どんどん権限を与え、自分のやりたいように思い切って仕事をやりなさいと伝え、生き生きと楽しそうに、仕事を頑張ってくれています。

 

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終わりに

 

如何でしたでしょうか?面接を減点方式でするのではなく、加点方式とする事で、その方の能力やポテンシャルを、如何に引き出すか?という私なりの、方法でした。

 

ちなみに私は総務人事を専門としている訳ではなく、商社の地方営業所の所長として、人材が必要になった場合にだけ、面接を行っているので、新卒で大量の人材の中から、採用をするのは、また違う話ではあるかもしれませんが、1つの方法論として、参考にして頂ければと思います。

 

そして面接を受ける方としても、こなすことに重点をおくのではなく、もっと自分の内面をさらけ出してみたり、なんでも良いので、自分の長所を徹底的にPRするのもいいのではないかと思います。

 

面接という場が、両者にとっていい出会い、時間になればいいですね(^o^)

 

以上息子でした