息子の転勤 家族で乗り越えていくこと
息子の転勤 家族で乗り越えていくこと
この家族ブログを立ち上げてくれて、いろいろな記事を書いてくれている息子の投稿が最近ほとんどない。
実は、2月下旬からの転勤が決まり、単身赴任するため物心両面の準備で、書いている時間が取れないためだと思う。
昨年12月に私はこんな記事を書いた。
これを書いた時点では、彼の転勤先は東京本社の見込みだと聞いていたのだ。東京であれば我が家からもさほど遠くなく、中には通勤している人もいるという話を聞くぐらいの場所なので、毎週末帰省することができるから、お嫁さんも孫たちもそんなに寂しい思いをすることもないだろうと考えていた。
ところが、会社内のいろいろな事情なのだろう、途中から風向きが変わってきて、最終的には、なんと「大阪」へ転勤することになった。
大阪がダメでも、嫌いでもないのだが、さすがに東京とばかり思っていた私たちを含めた家族にとっては、それはそれは大きな出来事となった。
正式に発表になってからすぐにお嫁さんと大阪に行き、住まいを決めてきたり、単身赴任に備えるため、家電やら家具やらを買いそろえたりと、大忙しの毎日を送っている。
月に一度の帰省のための手当ては出るということなので、毎月家族とは会えるのだが、二世代住宅を建てて8年余り、にぎやかに過ごしてきた生活に別れを告げて、大学時代以来の単身生活に旅立つまで、あと二週間となった。
彼の会社の組織からすると、たぶん彼は会社を退社するまで、この家から通勤するということはもうないだろう。
愛する家族を守るため組織の中で生き残り、階段を上っていくために、寂しい生活にも耐えなければいけない。
寂しいのは、家族にとっても同様だ。お嫁さんも、中学生と小学生の孫たちも、そんな時間に立ち向かっていかなければいけない。
サラリーマンは、本人にとっても家族にとっても、ある意味やはり過酷だ。自分たちで選択できないことがたくさんある。でも、それは甘んじて受け入れなければいけないのだろう。
私たち、おジジとおババも、やはり寂しい気持ちにもなるが、我々は、彼ら家族を後方から支える存在にならなければいけない。いつまで元気でいられるかは分からないが、とにかく足手まといになる事無いよう、健康には留意して、頼れるジジババでいなければいけない。
息子よ、自分の可能性を信じて精いっぱい頑張って来い。
家族全員で、乗り越えていこう。
そして、向こうでの生活が落ち着いたら、君の立ち上げたこのブログに戻ってきて、いろんな思いや、経験を伝えてほしい。
そしてこの投稿を読んでいただいた皆さんに、わが家族の新たなチャレンジを見守り、そして応援して頂けたら、どんなに心強く思うことでしょう。
N家の新たな旅立ちに、幸あらんことを!
父でした