男の料理№78 サッと茹でてあえるだけ 簡単冷製パスタ
男の料理№78 サッと茹でてあえるだけ 簡単冷製パスタ
九州地方にはこのコロナ禍の中、想像を超える記録的な大雨が降って、大きな被害が出ている。一日でも早くこの天気が回復して、日常の生活が戻ってくることを願うばかりだ。
昔はあまり聞いたことの無かった「線状降水帯」という言葉が、毎年のように報道されるようになった。これも地球温暖化の影響なのだろうか。長い時間豪雨が続き、河川が氾濫したり、堤防が決壊したりして、穏やかな時間を過ごしていた街が、あっという間に泥水に飲み込まれてしまう。そして悲しいことにいつも、老人介護施設が被害に遭い、逃げ遅れた入所者が多数、犠牲となってしまうという、つらいニュースが流れる。
「自然の怒り」なんて言葉で、この悲惨な事故を他人事のようにかたずけてしまう気は毛頭ないが、ただ傲慢なヒトという生物が、自然界全体の歯車を狂わしていることは、否定できない事実なのかもしれない。
もう一度自分の足元を見なおして、自然と共存すべく、日々の生活を改めていかなければ、後世に禍根を残すことになるのだろう。
穏やかに、シンプルに生きねばと、心に刻みたい。
男の料理シリーズも、はや78回を数える。手の込んだ料理、いろいろな材料を組み合わせた料理、炒めたり、煮たり、焼いたりと料理法も多岐にわたるが、今日はいたってシンプルで、誰にでもすぐにできる料理を紹介したい。
シラスと梅干しと大葉の簡単冷製パスタ
材料 二人前
量が雑でごめんなさい。塩気の調整が決め手かな?
- パスタ 1.5mm 160~200g 細めのパスタの方がこの料理には合いそう。量はお好みで調整、おじじとおばばは160g。
- シラス干し 塩気によって要調整 今回は写真くらい(釜揚げシラスでももちろん可)
- 梅干し 大1個 種を取り細かくたたいておこう
- 大葉 5~6枚 千切りにして水にさらしておこうね
- 紫玉ねぎ 適量 色味と香りをプラス、茗荷でもいいかも
- 白だし 大1~1.5くらい シラスと梅の塩気で量を加減してください
- オリーブオイル 大2くらい
- 白ごま 適量
- 胡椒 少々
作り方
我が家ではパスタはいつも大き目のフライパンで調理します。
分量外の塩を入れてお湯を沸かし、パスタを規定時間通り茹でましょう。冷製の場合はアルデンテでは無いほうがいいような気がします。
茹で上がったらザルにとり、冷水で洗います。
ボウルにオリーブオイルと白だしを入れてサッと混ぜ、水を切ったパスタを入れましょう。
そこにトッピング用を少し残して、梅干し、シラス、大葉を入れて和えちゃいましょう。忘れずにコショウも。
盛り付けて頂きましょう
お好みのお皿に、高さが出るようにひねりながら盛り付けます(そうそうテレビでシェフが良くやるやつです)。そして紫玉ねぎのスライスを散らし、残してあった材料をトッピングして、白ごまパラパラで完成ですよ。
おばばが食卓を準備してくれました。サクランボとかぼちゃの煮物、コストコでいつも買う美酢(ミチュ)を炭酸で割った飲み物も。
ちなみに、食卓は頂きものだらけです。
- シラス干し
- 紫玉ねぎ
- サクランボ
- カボチャ
お友達や知り合いの善意と自然の恵みで頂いたシンプル料理です。
悲惨なニュースに心を痛める 父でした