男の料理番外編 ナポリタンの食べ方を究める
男の料理番外編 ナポリタンの食べ方を究める
男の料理シリーズも前回で99回を数えた。記念すべき100回目は、「さすが100回目ともなるとレベルが違うね」「超美味しそー!」と皆さんに言ってもらえるような料理を作らねばと、気合が空回り気味で、なかなかこれだと言えるような料理が思い浮かばない今日この頃。ここのところおばばのお弁当シリーズが期間限定で続いているので、毎日更新の我が家なりのノルマは達成されているが、いつまでも甘えっぱなしと言う訳にはいかない。そこで苦肉の策として、これだと思える料理が作れるまで、番外編として男の料理を紹介していこうと考えた。
先日、テレビっ子おじじの私がいつものようにTVerを観ていたら、地上波ではなくBS日テレで放送されている「和牛の町×ごはん」という番組にたどり着いた。初めて見る番組だがゲストが私の好きな市川紗椰さんだったので、時間つぶしがてら見てみることにした。
内容は、お笑いコンビの和牛さんがMCを務め、今回は雑誌dancyuの編集長、ダジャレ好きの植野広生(うえの こうせい)さんが、名店の料理をさらに美味しく食べる方法を紹介してくれるものだった。市川紗椰さんもグルメ美女と紹介されていて、彼女なりのこだわりを持って食べ歩きをしているとのことで、一時はハンバーグにはまってしまい、数百店を食べ歩いたとのことだった。
今回の番組内では、ナポリタン、カツカレー、ハンバーグの三品を取り上げていたが、家の材料ですぐに作れそうだったナポリタンを作って、一層美味しくなるという食べ方を試してみることにした。
ナポリタンを作ろう
番組で紹介されていたのは、世田谷区経堂にある「洋食バル ウルトラ」というお店だったが、そのこだわりはすさまじく、とてもとても素人が真似をできるレベルでは無かったので、私なりの経験や知識からナポリタンをまず作ってみることにした。
まずは麺は長めの時間茹でる!
紹介したお店でもこれは同様だったが、ナポリタンを作る場合にはアルデンテとかではなく、規定時間より1~2分程度長めの時間茹でた方が、味が絡みやすく良いようだ。
それと、これは私がどこかのサイトで見た記憶があるのだが、ゆで汁に残り野菜を入れて一緒にゆでると、野菜の出汁が出て美味しくなるというのも実践してみることにした。
材料の玉ねぎの皮とピーマンのへたのところを一緒に茹でてみた。
ケチャップはグツグツと煮立てよう!
これも私がの記憶にあったのだが、ケチャップは麺を入れてから合わせるのではなく、先にフライパンで少し煮詰めた方が濃厚になるらしいので、
具材(玉ねぎ、ピーマン、マッシュルーム、ウィンナー)を先に炒め塩コショウして、ある程度火が通ったら端に寄せて、残りのスペースにケチャップを入れて少し煮詰めてみた。
その後に茹で上がった麺を入れて、ウスターソースで味を整えた。
盛り付けの時に、粉チーズは掛けない!
ここは大事、美味しい食べ方に関係するので、粉チーズは後で!
生のパセリは無かったので、自家製乾燥パセリをちょこっと。
粉チーズとタバスコを準備。
美味しくなる食べ方で、食べてみよう!!
粉チーズは in the パスタ
いつもなら最初に粉チーズを振りかけてしまうのだが、フォークに粉チーズをふって、そのフォークで麺をすくって食べてみる。
なるほど、なるほど、チーズが主役にならずに、あくまでナポリタンが主役ということなのかな。
タバスコも in the パスタ
粉チーズ同様に、フォークにタバスコ。
最初にナポリタンの味がして、それからタバスコの香りと辛みがやってくる。フムフム未経験の味。
粉チーズを under the パスタ
別皿に粉チーズをふり、それにナポリタンをつけていただく。
これは、新食感!舌の上に粉チーズが来てからのナポリタン、なかなか美味。
粉チーズを on the パスタ
これはいつもの食べ方、粉チーズを上にふって頂く。
食べなれたお味、これはこれでありですね。
最後は、粉チーズとタバスコを in the パスタ
フォークに粉チーズとタバスコをふって、それでナポリタンを頂く。
ここまでくると、表現が難しい。なるほどね!って感じですかね。
今回は男の料理番外編として、あまり見かけないテレビ番組の一部を紹介しました。
カツカレーもハンバーグもなかなか面白かったですよ。ちなみに市川紗椰さんは、かなりの率で正解を言い当てて、編集長のお株を奪い、番組の進行を妨害(?!)しておりました(笑)
全部見てみたい方は、無料で登録必要なしのおじじ御用達、TVerでご覧ください。
男の料理で足踏み中の 父でした