男の料理⑰　失敗なのか、成功なのか！？【油淋鶏編】

男の料理⑰　失敗なのか、成功なのか！？

料理を作っていると、味はまずまずなのだが見た目が悪い時と、見た目はいいのだが味はいまいちの時がある。もちろん、味も見た目も良ければ、それが大成功であるのは疑う余地もないのだが、上の二つの場合はどうなのだろう。

孤高の料理人X（それ誰？）としては、いつも迷う。奥様はインスタだったらまずは見た目だよねと、たぶん思っているに違いない。いや、絶対に思っている。表立っては言えないが、「あんまり美味しくないかな？」って顔してるときを、私は間違いなく目撃している（すでに、表立って言ってしまったが）。

ブログでもそれは一緒だ、一緒のはずだ。でも、孤高の料理人X（だからそれ誰？）としては、そう簡単には割り切れない。

味がいまいちならそれは基本的にはアウトでしょ。でも味はほどほど良くとも盛り付けまでが料理でしょー、とも思う。迷路だ、奥深い迷路に迷い込んでしまった。

いつものように、前置きがやたら長い。こういう時は必ず自信を持って皆さんに紹介できない何かがある時だ。

昨晩の料理が、実は問題なのだ。味はまずまず良かったのだが、最後にうまく切り分けることができず、見た目がどうも納得できない。

孤高の料理人X（いい加減にしなさいって聞こえる）は、あきらめることにした。己の舌は間違ってはいない。たまたま詰めが甘かっただけ。そうだ、絶対そうに違いない。

ということで昨晩の料理は

鶏モモ肉は、余分な脂を切り落とし、肉の厚いところには厚みの半分くらいのところで横に包丁を入れ、開いて厚みを均等にする。（分かってもらえるかな～？）観音に開くって言うのかな、ネットで「観音開き」で検索してみて。

両面に塩コショウして、少し置いておきましょう。

フライパンに油を肉を入れた時にひたひたになるくらい入れて、１８０℃まで熱します。うちのガス台は１６０℃、１８０℃、２００℃の三段階なのでそうしましたが、もうちょっと低くてもいいかも。（１６０℃はちょっと低いような）

肉の両面に片栗粉をまぶし、皮目を下にして入れていきます。

これからはなかなか火が通らないので、温度を上げ下げしながらゆっくり調理していきます。たまにトングかなんかでめくってみて、なんかきつね色になってきたな～って思ったら、ひっくり返しましょう。

ひっくり返すと、なんか元気に泡が出てきます。中の水分が抜けてきている証拠かな。音もにぎやかです。小さいお玉のようなもので、油をすくっては、表面に上からかけてあげる、そうまた、かけてあげるを続けてやりましょう。上からも火を通して、皮目はさらにパリパリにしていくためです。

泡が何か細かくなったような、音も少し静かになってきたような気がしてきたら、完成です。

材料を全部混ぜるだけです。

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油から取り出して、食べやすい大きさに切り分けます。

ここで失敗しっちゃたんです！。包丁をギコギコして切ろうとしたのが、よくなかったのかな～？皮とお肉は分離するし、お肉もちゃんとした形にそろわないし…( ；∀；)

包丁の切れ味を信じて、上から一気に押し切りしたほうがよかったような気がしますが、これも後の祭り！

ママがお出かけだったので、息子と孫たちも一緒にお食事。おババが素麺が残っちゃうからと、素麺を茹でて、子供たちが好きなポテサラを作ってくれました。香味ソースは子供たちに合うかどうか分からないので、半分だけかけて、あとはお好みでつけるようにしてみました。

遠くから見れば、まずまずの出来に見えますね。

息子は美味しいと言って食べてくれましたが、孫たちには人気なかったかな？

どうも詰めの甘い、父でした。

N家と猫のはなちゃんの日常