夏の寄せ植えづくり
夏の寄せ植えづくり
おばばが先に写真を載せてしまった鉢もあるが、先日、延び延びになっていた我が家の庭の衣替えをするべく、寄せ植えづくりに励んだ。
春と秋に必ずうかがっては、お店の方といろんな話をしながら、知恵を授かりながら、苗を購入してくる、なじみの花屋さんに嬉々として出かけた。
あまり買い物に時間をかけるのが好きでは無いほうだが、それでも20分くらいは、お店にいただろうか。1万円ほどの苗をまとめて買い求めてきた。
私が寄せ植えを作ろうと、苗を選ぶ時に、植え込みをする時に、意識している事がいくつかある。参考になるかどうか分からないけれど、書いてみたいと思う。
具体的な作業方法については以前書かせていただいたので、もし興味があれば覗いてみてください。
苗選び
まず鉢ありきの場合
- 家にある、あるいは購入する(した)、どの鉢を使うかを思い浮かべる。
- その鉢の色や形、植える季節(今回は夏)から何色をメインにした寄せ植えにするか決める。
- 高低差や広がりをを意識して、メインになる苗を何点かチョイスする。
- 最後に、選んだ苗を寄せ植えした時のスペースを埋めてくれる、あるいはメインの花を引き立ててくれるであろう葉物などを選ぶ。
この工程で作った今年のお気に入りがこちら
以前から持っていた、少し平べったいアンティークな感じの鉢を選んだ。
紫ベースにしようと思い、高さのある花やどんどん花をつけていくもの、センターには可愛らしい淡いピンク、そしてスペースを埋めたり、横に伸びてアクセントになる葉物などを組み合わせた。(本来は植物の名前を書いて説明すべきなのだろうが、全部覚えきれないし、苗についている名札のようなものもさっさと処分してしまうので、残念ながら書けない)。
この鉢は、我が家の玄関先に置いた。
同じようなイメージの寄せ植えがこちら
これは木製の鉢に、ピンクをベースにして植えてみた。
宿根の花や葉物をベースにする場合
こちらはゼロから寄せ植えを作ることより少し面倒だが、昨年から(場合によっては何年も)我が家の庭を飾ってきた植物を利用しながら作る場合だ。新しい苗を買いに行く前に、花期の過ぎた一年草などを処分するが、その際に生き残らせるものを選んでいる。
- ベースになる植物に合う色あいは何かにより、その花もベースの植物も生きるような苗をチョイスする(なんか難しそうだけど、結果を気にせず大胆に)。
- 間の抜けたようなスペースは無いかイメージして、株数や追加の苗を購入する。
実際植え込む時イメージと違う場合もあるが、その辺は臨機応援に違う苗をつかったりしている。(苗はどちらかというと多めに購入してくるので)
植え込むとき気を付けている事
- とにかく一度苗を鉢に入れてみて、いろんな角度から眺めてみる。
- その際、植物が成長した際の大きさもイメージする。
- たまには大胆にこんもりするだけ、なんていう寄せ植えも作るが、基本的には高低差や横の広がりも意識して植え込む。
- 一つの鉢にあまりいろいろな色を混ぜ込まない。(夏の暖色系の花の場合は、カラフルさが映える場合もあるが)
鉢を置く場所を考えよう
- 一つの鉢の中でも立体的に見せる工夫が必要だが、鉢の置き場所も立体的であることを意識したほうが見栄えがする。(階段を利用したり、鉢台を使ったりして)
- どんな場所に置くかを意識する。例えば我が家のような2世代住宅の場合は、我々親世帯と孫たちの出入りする子世帯とでは、花の種類や鉢が違ってくると思う。
私は若いころから、柄にもなく花を育てることが好きだった。30代から続いているので、経験としては30年を超えている。誰かに教えて頂いた訳ではなく、全くの我流だが、これだけ続けば私にとって、数少ない「趣味」と言っても良いような気がする。
これからも季節を感じられる庭目指して、足腰鍛えて(一日作業していると、かなりこたえるので)、家の前を通る方に、素敵な庭と言っていただけるよう、頑張っていきたいと思う。
まだ報告したいことがありますが、長くなるので今日はこの辺で。
やっぱり花は良いな~と、あらためて感じている 父でした