男の料理㉑ 汁なし担々麵
男の料理㉑ 汁なし担々麵
何が食べたいかな~と考えると、浮かんでくるのは中華料理の類が、圧倒的に私の場合多い気がする。
焼きそば、チャーハン、ラーメン、餃子、みんな大好きだ。いわゆる本場中国の伝統的製法で作られるという「中国料理」とは違い、日本でアレンジされ、日本人の味覚にあわせて発展してきたまさに「中華料理」が好きだということだと思う。(最も地方出身の私にとって、本場の中国料理なんてものは口にするチャンスもなかったのだが)
ということで昨日は、担々麺がそれも汁なし担々麵が食べたいなとおもった次第です。
調べてみると、本場中国では担々麺はそもそも汁なしが基本だそうで、それを「成都式」と呼ぶそうで、胡麻ペーストや干しエビ風味を加えるなどしたのが「東京式」、そして独自に発展を遂げた「広島式」と大きく三つの種類に分類されているらしい。
私は、家にある材料に少し買い物をすればできそうな「広島式」(いやむしろ「広島風」と言ったほうがいいのかもしれない、本場で食べたことが無いので)の担々麺を作ってみることにした。
材料 二人分
- 中華生麺(お好みで乾麺でも) 2玉
- 合いびき肉 150g
- ニンニクみじん切り 1片
- 生姜みじん切り 1片
- 白ネギみじん切り 半分
- 豆板醤 小1~2
- 卵黄(トッピング用) 2個
- 万能ねぎ 小口切り 1把
- 辛さ調整用ラー油等 適量
ひき肉に合わせる調味料 Ⓐ
- 酒 大2
- 砂糖 小2
- 醤油 小2
- 味噌 小2
麺と混ぜる調味料 Ⓑ
- 白練りごま 大3
- 白すりごま 大1
- 醤油 大2
- ラー油 小2~3
- 酢 大0.5
作り方
ⒶとⒷは各々混ぜておきましょう。Ⓑは麺と絡めるので大きめなボールがいいかな。
フライパンにサラダ油かごま油をいれ、ひき肉を炒めます。色が変わってきたら、ニンニク、生姜、豆板醤を入れてさらに炒めます。そこにⒶを入れて汁けがなくなるまで、火を通します。
最後に白ネギを入れてサッと炒めれば、肉味噌の完成です。
たっぷりのお湯を沸かし、規定時間中華麺を茹でます。
茹で上がったら、ざるにとり水気を切りましょう。レシピによっては水で洗うとあるものも、冷めるのが嫌なので私は洗いませんでしたが、結果を見るとサッと洗ったほうがよかったような気がします。
そのあとⒷと絡めるのですが、カロリーが気にならなければ絡める前に、油(サラダ油とか)をまぶしておいたほうが、固まってダマにならないのかもしれません。
盛り付け
お好みの器にタレをからめた麺を入れ、その上に肉味噌を。そしてこれが広島風らしいのですが大量の万能ねぎの小口切りを。卵黄をセンターに添えれば完成です。
辛いのが苦手な奥様の為に、ベースは辛さを控えめにしてあるので、私は完成品のわきに置いてある「麻辣粉」なる商品をスーパーで見つけたので、これで辛さをアップ。ラー油をかけたり山椒をふったりする方法もあるかもですね。
お味は?反省も含め
味は一言でいえば、イマイチでした。練りごまやすりごまの舌触りというか、歯触りというか、そんなのが気になるし、麺も固まっていてゴワゴワって感じ。
奥様は、半分も食べないでギブアップ( ;∀;)。
途中で書きましたが、麺を一度洗うとか、油と絡めてからタレと合わせるとかすると、食感が変わるような気がします。いずれにしても辛くないと美味しくない料理なので、うちの奥様にはそもそも無理かもしれません。
見た目はインパクトもあり、よかったのですが、残念です。
機会があれば、もう一度チャレンジしてみたい気もするのですが…
私の失敗を参考にして、皆さんが美味しくいただけることを願っております。
中華料理好きの 父でした。